2015年5月27日水曜日

コンポジットの限界(M57)

今日の撮影は、撮影直前に確認した極軸合わせが功を奏したか、ノータッチ3分はできましたようです。しかし、タイマーレリーズで撮影した結果を見ると若干ブレが生じます。2Fのベランダなので、土台そのものが悪いのかもしれません。

そのため、いろいろとトライした結果、安全を見て、1m30s ISO3200で撮影してみました。

そしてコンポジットは10枚。当初Mac用のStar StaXを使ってみましたが、ずれの補正をする方法がわか利ませんでした。そのため、Windows用ソフトに切り替えステライメージのお試し版でテスト。しかし肝心の位置補正(自動)をやると、なぜかハングアップ。Deep Sky Stackerというソフトを使ってみるとなんとか動作しました。それがこちら。

M57 惑星状星雲 9.5等 こと座
BORG60ED + Canon EF2x エクステンダ 合成F11.6 +LPS-P2フィルタ
1m30s ISO3200 10枚コンポジット トリミングあり

10枚コンポジットの結果は、ノイズの減少だけでなく、色のノリも良くなったようです。ただ詳細な構造については、対象物が小さすぎたせいか、あるいは6cm級鏡筒の限界か、あまり浮かび上がることはありませんでした。

ということで、本日の成果は、700mmのノータッチの限界がやはり1m30sであること、10枚コンポジットでは 全体のノイズ低下、発色の向上は見られたものの細部構造まではむずかしいことがわかったこと、という感じです(Registaxかけるといいのかなぁ)。

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