2015年5月17日日曜日

1kgのウェイトで4kgをカウンターウェイトする(スカイメモS)

スカイメモSですが、最大積載重量は5kgです。

それをそのまま信じるならば、バランサーを1kg、カメラもろもろを500gと仮定すると残りの重量は3.5kgになります。

 屈折ではカメラの位置は鏡筒と同軸となるため、望遠鏡の半径をx、バランスウェイトまでの距離をy、望遠鏡架台までの距離を8cmとすると、

y = 4.0 (x+8) = 4.0x +32

仮に8cm屈折として90mm鏡筒とすると

バランス軸長 y = 4.0 x 4.5 + 32 = 18+ 32 = 50 cm、アリガタレールが10cmあるのでM8ネジ(シャフト長)が40cmあれば1kgでカウンターできる、という計算。行けるかしらん。

しかし、カメラもろもろ500gはあやしい。そういう意味では鏡筒重量3kgが限界値という感じかなぁ。

ちなみにMAK127SPだと鏡筒径は15cm、y= 4.0 x 15.5 = 62cm、-10cmで52cm+(ウェイトの高さ)/2 のシャフト長が必要ですね...


ちなみに1mのバランスシャフト長であれば、500gでも鏡筒重量をあげられるだろうと、1mのM8ネジを買ってきたら......


全然使えませんでした。何のウェイトもつけていないのに先端がブルブル震えてましたよ。ステンレスが売ってなかったので普通の鉄製のものにしたので、それで揺れてる面もあるのでしょうが(実験した結果、やはり短くしてもブルブルでしたよ...)、シャフト長を伸ばす=ブレ、揺れの問題を抱えることがわかりましたよ。

ということで、バランスシャフト長50cm+α、ウェイト1kg、鏡筒重量 3kg (+カメラ500g+予備500g)というのが正解でした。M8ネジを長軸化して、ウェイトも薄くする必要があるカナ(キミハモノヲカワナイトセイカイヲダセナイノカネ....イエイエ...ナニゴトモケイケンデスww)

いずれにせよ、Manfrottoのジュニア雲台410(1kg)は運用の余地なし。極軸微動にも使えないし、カメラ側においても高さがバランスに影響してしまう。2軸改造している人の意味がようやくわかりました。ということでジュニア君は勢いで買ったけど手放さないと、というのが本日の結論でした.... (オカイモノハシンチョウニ.....)

あ、鉄製の1mのM8ネジはどうするの、って? もちろんぶった切ってウェイトにしますがなww

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