2015年5月18日月曜日

初ベランダ(スカイメモS)

スカイメモS ベランダで初運用してみました。

① GPV気象予報での場所・時間の特定
 今回場所は家のベランダなので場所はいいとして、晴れ間についてはGPV気象予報どおり1:00前後に晴れてきて、またすぐ曇りました。その間にテストです(GPV気象予報すごすぎです)。

② iPhoneを使って極軸望遠鏡へ北極星を導入

やはり北が正確でない。知らない土地でのおおよその方角、といった程度かと。赤緯軸の角度はやや高めになりました。やはり電池蓋では極軸との平行は取れないのでしょう。だだ、これはまったくの見当違いというわけではないので、それなりに助かります。

③ 北極星を使った極軸合わせ

ここで焦ったのは、家のベランダだと屋根の角が北極星を隠してしまっていたことでした。ベランダの端の端によせる感じでなんとか北極星が視野に入りました。はじめは、北極星かどうかわかりずらかったのですが、三脚を高めにセットし、周辺の星を見ても明るい星はこれのみということで、北極星であることを確信しました。

レチクルパターンでの極軸合わせは、事前に日本語版で確認したとおり「3」ではなく「6」の位置に合わせるとのこと。意味がよくわかりませんが、北米向けのマニュアルでやっていたら一生会わなかったかもw(海外遠征ではどうなるんでしょうね)

とりあえず極軸の日付・時間を現在時刻に合わせ、極軸をレチクルパターンの「6」へ導入。

歳差分については、これで合わせるのかよ、というくらい微細。やはり精密に合わせるのであれば土台はスカイメモS用の微動雲台の方が良さげです。

ただ精密に合わせたからといって三脚のブレなどもありほぼずれてしまうでしょう。どれだけ精密に合わせるのが現実的なのか、考える必要があります。今の所エイヤという感じw。

④ 撮影
いざ撮影というところですが、家のベランダ周辺は、近所のお寺は夜中までコウコウと街灯で照らしてくれ、別の家では玄関に超明るい電球を焚いて直接明かりが2階まで照らす始末。

結局F1.4 10秒で飽和してしまいました。これじゃ、星景なんてとれたもんじゃないですね。

しかたがないのでLPS-P2(光害除去フィルター)の登場。しかしXF23mmではケラレテしまいましたね。昔し広角では役に立たないのを思い出させてくれました。

あと撮影の問題点としては構図ですね。まったくノープランだとどこを取るべきかまったくわからず、かつノーアイディア状況になります。事前に撮影対象をある程度決めておく必要がありますね。


ということで本日の成果は、ベランダでの広角撮影は無理という点ですね。お気軽観測は明るめの天体しか見れそうにないようです。

あとは、マンフロット ジュニア雲台。つけて撮影してみましたが、細部はぶれているようででした。1kgを超えるものに高さがあると、スカイメモSでは実運用は無理そうですね。明日売りにだしたいと思います。いやはや。

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