2015年5月10日日曜日

天候と気流

日本での天体観測での天敵は、対象にもよるが上空の気流だ。

西から天気が変わるように、日本の上空ではジェット気流が吹き荒れている。たった6cmの天体望遠鏡であってもその影響は免れないのが現状だ。

それがシンチレーションとして星の瞬きとなり、月や惑星からくる光をゆがませてしまう。



今日は曇り気味であったので、あまり期待していなかったが、たまたま関東上空のジェット気流は弱かったようだ。そのため、薄曇りに隠れているはずの月の表面をより鮮明に見ることができた。



月・惑星の撮影は、天気もあるが、天気があまり良くない状況でも、気流がよければ隙間を狙ってみるのもいいのかもしれない。

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