2017年4月29日土曜日

洗面化粧台シャワーヘッドの取り付け角度を変更して見た

前回、ネジ径をレジンで修正し、ネジピッチを切りなおして取り付けたシャワーヘッドは、取り付け位置からの角度の仕様により、奥の方に水が落ちてしまいました。



角度を変更するにしても、本体をぶった切るわけにもいかず、間に角度変更用のアダプタを取り付けることにしました。

初めは29mmの塩ビ管で挑戦です。

しかし、いきなり内径が細すぎて管が入りません。そこで26mmのビットで内径をドリルします。その前に固定しなくてはいけませんので30mmのボアビットで円形に削り木工ボンドを流し込んで固定しました。


26mmのドリルで内径を削ります。綺麗に削ることができましたが途中でワークが回転をし始めてしまい、手で押さえる羽目に。非常に熱くなったので適当なところで削るのをやめました。



ヘッドの回転を止める切れ込みを入れてヘッドを入れるとピッタリです。


角度を決めて、バンドソーでカットします。




で、取り付けてみると・・・角度が変わりません・・・なんで・・・

原因は、内側のネジの頭が内径に干渉していることが判明。ただ、少し引き出すと細いホースの部分で角度を変えることができます。そこでもう少し長いアダプターを作ることにしました。


内径を削るのが面倒くさいので、塩ビからアクリル管に変更しました。これは外径30mm、内径27mmという感じでしょうか。


同様にリュータとバンドソーで丁寧に削ります。

仮付けしてみるとやや角度がありすぎたので、少し削り直し角度調整もバッチリです。


根元をレジンで接着し完成です。レジンは紫外線ですぐ固まります。瞬間接着剤より瞬間という感じ。便利すぎだわ。

2017年4月24日月曜日

馬の改良と2匹の馬

1台作ったSaw horseですが、横渡しのフレームの2x4材が歪みに歪んでおり、作り直すついでに木組みにして見ました。

とは言っても端っこだけのなんちゃって木組みです。


まず、横渡しのフレームの端を2x4サイズに合わせ幅39mm、深さ19mmを丸ノコで削ります。あまりものWood Dustのため、もう一方はバンドソーで切ろうとしましたが、ドリフトもあり失敗しました。やはり直線は丸ノコ出ないとうまくいきません。


足の間のフレームの切り込みは丸ノコを使えないのでバンドソーで切ります。90度回るところはあらかじめボール盤で穴を開けておきます。


はめ合わせた結果は以下の通り。ちなみに手前の節はカットするときに外れそうになったので接着剤で接着しています。ホワイトウッドは歪みの他にもこれだから嫌です。


でフレームをコーススレッドで止めていきます。ぴったり収まりました。


で、もう一脚も同様に作成。Saw horseはこれにて完成(のはず)。

2017年4月22日土曜日

レジンでタイムラインを遡る

5千円もするシャワーヘッドのネジ切りに失敗したので、レジンとUVライトを購入し、修復して見ました。




レジンの固化は、2〜3分かかるのかな、と思っていたらほんの数秒で固化してしまうようです。ただ粘性があるようでそんなにはないので、垂らしてからすぐUVライトを照射する必要があり、レジンを垂らしてからUVライトに持ち帰るのが大変て言えば大変でした。

そのため薄く固化させることは難しいのですが、元々厚さが足りないので相応の厚みができて却ってよかったかもしれません。

でこんな感じで修復できました。なかなかいい感じです。


ナットも切り口をもう一箇所追加し、切削能力を高めました。


しかーし・・再び失敗しました。既存の塩ビ部分がどうしても引っかかってしまいます。


というものの、レジンがあれば過去の失敗も再び克服できます。


またもや失敗でやり直しです。

もう半分以上が機械の体になってしまいましたよ・・・やっぱりダイス必要なのかな・・と思いつつ、もう一回ナット加工ダイスで挑戦です。なんであんなに高いんでしょ。



ダメ元でもう一回ネジを切りなおすと根元までうまくいきました。何回も少しづつ締めて緩めながら徐々に進めていくのが良かったのかもしれません。


で、取り付けて見ました。少しヘッドの角度が違っています。
そのため高い位置でシャワーにすると、洗面台の鏡の側に大量の水が跳ねてしまいます。

当初この修正は難しそうに思いましたが、毎日のことですし悩んでみると解決方法が見え始めました。ちょっと材料を探して見たいと思います。



2017年4月21日金曜日

モバ造 15度のカットに苦しむ

1脚のみ作ったいわゆる馬ですが、その足の15度のカットが手切りなので、どうにかしたいと治具を作って見ました。

丸ノコで30度はカットできるので、それを使い60度のスロープを作ります。こんな感じ。



これに15度で切り込めば、60+15度=75度となり反対側の角度が15度になるという算段。

と、ところがですね・・・


はいっ・・高さが合わず、目論見が外れました・・・とほほ・・

諦めが悪く、15度のカットジグをこしらえ電動ノコでカットしてみることに・・


うまくカットできたように見えますが・・・



な、なんじゃこりゃ!! 5度くらいズレとるんではないでしょうか。

元々の角度がダメなのか、ジグの精度が悪いのか・・わかりませんが、このまま進めるしかありません。

そこで登場したのが精密カットノコ。これ4千円もしたんです(アマゾンで3200円かな・・・)



しかーし、こっちの腕が精密出ないので切り口はぐちゃぐちゃです・・・

仕方ないので、これまで通りカンナとサンダーで仕上げてみまました。

なんとかまともになりましたが、切り口は普通に切ってカンナに頼った方がいいできでしたよ・・・・精密ノコの出番はまだ先の先ですね・・・・


で、足ができたので組み上げて見ました。



2脚とも同じ高さでバッチリです。徐々に完成に近づいてきました。




2017年4月18日火曜日

食用油を発掘

台所のの鍋置きが崩壊しました。

本来はレンジ奥に二階建てのステンレスの棚があるのですが、押さえのプラスチック部品が経年変化で重さに耐え切れず、崩れ去りました(自作野郎としては当該部品を自作すべきですがいかんせん基本設計が悪過ぎて捨てる事にしました)。

で残されたこの鍋の群れをどうしようかと、台所の収納を色々と見ていくと....

なんと大量の食料油が出て来ました。なんでこんなにあるの?と言う感じ。


まぁ、消費するしか無いんですが...

2017年4月16日日曜日

洗面シャワーヘッドのネジが合わない

家のTOTOの洗面台のシャワーヘッドが崩壊してしまい、交換が必要となりました。

一番古そうな仕様のシャワーヘッドを5500円くらいかけて調達しましたが、なんとネジが合いません・・・



根元にある回転防止の出っ張りが合わないのはわかっていたので、削ればいいやくらいで思っていました。あとネジが合わなければ最悪タッピングで、とも思っていましたが、どうも古い方のねじピッチが特殊な様です。

あとネジ径も古い方が21mm、新しい方が22mmだと思います。合わないのに買うなよ、という感じですが、もうどうしようもなくなっているので、ワラにもすがる思いだったんんですね・・・・

解決方法としては、当初計画通り、新しいシャワーヘッドに新しいネジを切る、というもの。あともう一つがホース毎変えるという方法です。

ホースを変えるとあと6千円は必要になります。素直にやるとネジの切り直しなのですが、古い方のネジのピッチとそれに合わせたダイスが見つけられません。

あとは柔らかい素材で覆った上で、直径を21mmに切削、洗面台のホースのメスネジでネジを切るという方法があるかと思いますが、うまくいくかどうか。

いやはや、困りましたな・・・

PS. やはりどう測ってもM21でピッチ2mmですね。そんな規格あらへんわ!!

PS2. 水道屋さんのインチネジ規格で行くとG1/2 d20.955 P1.8143 が一番近いですね。そこらへんで探して見ますか・・M22x1.5だと谷系は20.376なので、0.6mmほど凹むネジが出てきそうですね・・M25のヘッドにしておけばよかったのは後の祭り。どうにかしますか・・

PS3. G/12 (旧PF1/2)ダイスの値段ですが、ミスミで3400円、モノタロウで4300円、Amazonで5200円と、購入のしやすさで1000円ずつ上がってきます。原価は2500円くらいなんでしょうか? 値段が納得いかないのでダイス自作しましょうかね・・・

PS4. G1/2ネジを購入して見ました。130円くらいですかね


PS5. 0.6mmを埋めて見ました。


PS6. G1/2のダイスは4千円以上するので自作して見ました。
 

結果は悲惨なことに。レジンで再挑戦して見ます。自作ダイスの切削箇所を2箇所に拡張し、また直径を21mmに切削した上でネジを切ろうと思います。出来んのか?

揖保乃糸が早くてうまい

一人暮らしになると、食事も自分で作らなくてはなりませんが、安くて効率的に作れ、かつ美味しい食事を追求することになります。

初めは、パックのお米とお茶漬けや明太子で、調理時間は2分といったところでしょうか。

焼肉、カレーなどで少しだけ簡単に調理する様になり、特に台所にあったS&Bシーズニングシリーズを発掘し、鶏肉の変わった味のものにレパートリーを広げることができました。http://amzn.to/2pEcleH


そのうち、レンジでパスタを購入し、スパゲティーもよく食べる様になりましたが、この場合茹で時間が非常に長い(標準+5分)というのがネックです。


で、最近は、台所のテーブルの下から揖保乃糸を発掘しました。これが優れもので、調理時間が早くて美味しい。

茹で時間はわずか1分。お湯が沸く間に白ごまをすり鉢(薬用?)ですり、すり鉢を器にセブンプレミアムのゴマだれをかけ、1分茹でて終わり。これで超美味しい食事が取れます。しかも洗うのはすり鉢だけ、という手軽さですね。オススメです。

2017年4月12日水曜日

自動カンナに手押しカンナは必要か?

自動カンナは、木材(板)の変形を効率的に取り平面を作る上で重要です。

しかしその運用の前提が下の面が平らであるべき、ということが書かれているものがありました。おそらく平らでないとカンナのをかける際、材の裏の接地面でガタが出てしまうためかと思います。

その修正のためには、手押しカンナが必要だそうです。もちろん手押しカンナとセットになっている機械もありますが、たまにしか使わない機材にそんな麗澤なお金は出せません。

そこで見つけたのが、材の下に複数個所の押さえるジグを置き、手押しカンナはパスして自動カンナをかけるという紹介記事でした。


形としてはハシゴ状になっており、横渡しの部材を使い複数点で材を支える構造となっています。

これで自動カンナの送り中に部材が動いてしまうということがなくなり、平面を作ることができるということでした。便利すぎです。オススメです。

Straight, Flat Boards, No Jointer!!!
https://youtu.be/XrUcHUqTSyM?list=LLzo0_XarnHE4ejyGjox0LUg

しかし、左右がストレートの木になっているので、下向きの凸面になっている場合は押さえきれないはずです。本来的には左右独立の点での押さえにすべきだと思います。そうしていないのは、自動カンナの動きに耐えるだけの摩擦が生まれないためでしょうか?それは実験して見ないと分からないですね・・・

モバ造 馬を作る

馬って・・・木工用の台のことですけど。

まずは馬の背中、木材を乗せる部分を作ります。足は鋭角(15°)で取り付けますので、その足を支えるため2x4をT字型に組みます。

2x4の盾39mmの溝を89mm辺の中央に1cm掘りますが、その前に正確な溝幅を確保するため、スライド丸ノコで縁を削ります。

しかし89mmという幅はスライド丸ノコにとっては、非常に細い幅のためクランプが効きません。そこで左右から部材を挟み込み、切断溝のある部分でクランプします。



もちろん、300mmのスライド幅では足りませんので、前後ひっくり返して溝を貫通させます。



トリマーで残りを掘ります。トリマーって削る向きがあるんですね・・・
トリマーの回転向きは、上から見て時計回りですので、直線ガイドが離れない様に、部材の残る進行方向の材を刃の回転がガイドの逆に蹴る右側にガイドを付け削っていきます。
(ガイドを左に進行させると、ガイドが離れてしまうので要注意です)



相変わらず削りかすが沢山出てきます。吸引プレートは縁を削るとき以外は役立たずですね・・・


で、掘った溝に同じ大きさの2x4を打ち込みます。ぴったりです。



下から離れる様に荷重がかかる(?)ので、上からコーススレッドを打ちます。馬は2つ必要なので、もう一つ同様につくります。


次に足です。こいつは15°の角度で切り込みを入れますが、89mm側になるので丸ノコの刃(190mm)では切ることができません。


そのため手作業になります。
余り正確にカットできないため、歪みが生じました。



そのため、カンナ、やすり、ベルトサンダーなどをフル活用で切り口の精度を上げます。
まぁ、これで良しとします。


次に足の接合です。直角を保つため、テーブル上で組み立て、上の足は台座と反対方向も同じ長さの材でクランプします。


これで完成かというと、荷重がかかると足が開きますので、H型に突っ張りを入れます。




横に張り付いているのは、背を低くしたい時に横倒しで作業するためのものです(必要かはさておき)

しかし、この置き方を前提としていなかったので、ガタがきてしまいます。
使う頻度が高い様であれば対策を検討します。


もう一つ作らないと・・・