良くあるのが、木の表面を滑らかにするシーン。しかし、木工で試行錯誤をすると、その役割はランダムサンダーが担っている事が分かってきます。
ではサイズの微調整か、というとそうかも知れませんが、スライド丸ノコやテーブルソーなどで正確にサイズをカットする事が出来ます。
では、カンナとは何なのか。さらならる試行錯誤でようやく理解出来ました。
それは、木材の特性というか、欠点からくるものでした。木材は歪む。2x4は特に歪んでいますが、とにかく木材は歪みが組み立てる上で非常に厄介なものだと気が付きました。
そこでカンナを使ってその歪みを取る。それが一番の役割だと認識しました。カンナの歯が直線、台座も直線。それを持って歪みを取っていくことになります。
しかしその役割は、自動化され、工業化され、オートプレーン、プレカットとなり、ハンドプレーンが廃れていった理由が腹に落ちました。
オートプレーンの通らない板材などの歪みも、ハンドプレーンで取る映像もありますが、ルータとレールのジグで平面を作るというのが良さそうです。
スルスルと側面全体のおが屑が出るのが印象的でしたが、歪んだ部分だけが削れて出れば良いのだ、というのが本日の理解として大きな収穫でした。
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