2015年7月20日月曜日

SUNWAYFOTO DDH-05改良

赤緯体の粗動用としてSUNWAYFOTO DDH-05を購入しましたが、少し問題が。

DDH-05の粗動クランプが下を向いてしまい、微動装置と干渉することがあります。これ以上は回らないのでクランプが外れることはないのですが、緩めるのが難しくなってしいまいます。

間にM4ワッシャを入れてみましたが、ネジの長さが足りなくなってしまうようで、クランプできなくなるのと、このネジはピッチが細かくあまり市販されているようなネジ形状でもないので、別の改善策を検討してみました。



1.微動装置との間にシムを設ける

作りましたよ。製作所ですからねぇ。5mmのアルミ板をくりぬいてカメラネジ(ここでは1/4)の通るバカ穴を開けて高さを稼ぐ算段。

しかーし。肝心の微動装置側の1/4ネジが5mmも出ないでやんの。測ってから作ろうね(教訓ってレベルの話ではない... )

2.雲台付属のアルカスイスプレートを活用する。

標準で付属するのですが、DDH-05用のアルカスイスプレートです。これを取り付けると高さを稼ぐことができます。そしてカメラネジ側は、1/4->3/8インチ変換ネジをやや浅くとりつけるとアルカスイスプレートの下までネジを延長することができます。


これで取り付けてみると.... できました。これでクランプを緩める時にネジ(右側)の下に指が通ります。



ということで無事解決しましたが、このパノラマ雲台の運用の問題は、ここではなく左にあるプレートを緩めるネジです。

問題は、このネジ「微動ネジ」と大きさが似て、かつ位置が近いことにあります。

つまり微動しようとして、アリガタプレートの固定を外してしまうことがあります。実際やりました... でもこのときは落下防止ネジが効いて、落ちることはなかったのですが... これが4kg異常のニュートン鏡だった場合..... いやぁ恐ろしい。

ということで、この雲台、運用し続けるか、それとも改善するかが迫られております。

答えは考え中ということで(続く)

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