2016年9月25日日曜日

机を作っているうちにスライド丸ノコの購入を決定

本棚や立ち机の端材でイスを作ったので、今度は机を作り始めました。

1.机の天板を作る
まずは、本棚の部材のうち、L字のままになっている材料をL字を生かしたまま半分にカットし、机の両端の材料にします。


中央の天板は、板の丸めた部分をバンドソーでカットして使います。


2x4の端材等を側面に入れてBOXを作り、あとは足を足すだけです。


足の部材を切り始めたところで夜間になり、一時作業中断です。



2.天板の作成を振り返る
ここまで作業したところで、天板の板をまっすぐカットしたはずが、手鋸でカットしたせいか、いびつなキレ方をしていました。なぜ、手鋸でカットしたかというと、バンドソーが360mmのカット幅の限界があるからです(パワーハックソーは? そういえば作ったけど今ひとつ垂直の信用度が低い・・・)。

またこれから作る足の方は垂直にカットできていないと、足が歪んだままついてしまい、仮につけたとしても歪む恐れがあり、少し考えてみることにしました。


3.垂直に直線カットする方法を考える
(1)テーブルソー
世間(YouTube等)では、木材を垂直に真っ直ぐにカットするにはテーブルソーを使うのが一般的です。丸ノコで板の縦割りをするのであれば、丸ノコを裸で使うか、テーブルソーになります。しかし、テーブルソーは相応に危険なところがあり、丸ノコとガイドの間の板がすっ飛んだり(キックバックというそうです)、歯が上むきのため怪我をしたりします。しかも高かったりします。
自作であれば安く作れるかもしれませんが、自作には時間がかかるし、構造のノウハウを得る過程で怪我をする可能性もあり、初心者としては別の選択肢を検討したいところです。Amazonで安いテーブルソーが売ってますね・・テーブルが小さい気もしますが、これはいいかもしれません。


PS.ちなみに、キックバック防止のためには、丸ノコの奥に「ライピングナイフ」というものが必要なようです。自作しないで正解でした。
http://woodwork.cocolog-nifty.com/woodwork/2008/12/post-8b10.html


(2)丸ノコ(単独)
では、安い単独の丸ノコのみでいいかというと、安いのはいいですが、これも危険な面がちらほらと見えてきます。丸ノコで怪我した、という人が病院に運ばれてくるというのは意外と多かったりするようなので、できるなら避けたいところです。丸ノコ用の簡易テーブルなどもありますが、やはり本格的なテーブルソーでなければ危険でしょう。ホームセンターにあるようなカッティングマシンの自作もいいかもしれませんが、触ったこともないのにちょっと危険すぎます。

(3)卓上タイプ(2タイプ)
では比較的安全に木材をカットするにはどうしたらいいかというと、卓上に設置するタイプの丸ノコがあります。
卓上丸ノコには、一軸のみ固定されカットするタイプの卓上丸ノコと、その軸がリニア機構で横にスライドするスライド丸ノコとの2タイプがあります。

(3)−1 一軸タイプ(卓上丸ノコ)
土台に軸を設け、その軸に丸ノコが固定されカットする丸ノコがあります。このタイプの丸ノコであれば、丸ノコが飛んできたり、端材が飛んできたりという事故はまずないと思っていいかと思います。ただし、丸ノコが軸中心で円弧状の軌跡しか取れないので、切ることができるのは、2x4の部材やフローリング材(190mmのブレードで50x90mm)くらいまでになります。安い卓上丸ノコであれば8千円〜9千円からあります。

(3)−2 軸スライドタイプ(スライド丸ノコ)
この丸ノコは、一軸タイプの軸にさらにリニア機構を設けているため小型のものでも200mmから300mm程度(厚さ50mm)の板であればカットすることができます。スライド丸ノコは跳ね返る可能性がありますが、あくまでもリニア機構の範囲に限定されるかと思います。スライド丸ノコは1万8千円程度からあります。

◼︎結論
縦割りも必要な場合もありますが、この場合はバンドソーとカンナに任せると割り切って丸ノコの中でも比較的安全な卓上タイプにすることにしました。では卓上丸ノコかスライド丸ノコかというと、板のカットが歪んでいたことが契機でもあり、スライド丸ノコで行くことに。では一番安いのでいいかというと、ボール盤で懲りたように、若干金額を上乗せしてブランド物を買うことに。一般には日立工機がいいようですが、マキタの方がスライド量が大きいこともあり、マキタの中で一番安いスライド丸ノコを購入することにしました。



なんと、楽天だと卓上丸ノコとテーブルソーの合体製品が売っていました。工具は楽天の方が揃っていそうです・・・


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