2015年1月19日月曜日

iMac Late 2009のアップグレードはまだまだ続く(はず)

すFusion Drive 2.25GB化を果たした我がiMac君ですが、まだまだアップグレードは続ける予定。

というのもAppleの策略により、古いMacは最新のiPhone連携機能である、Continuity(Hand off /Instant HotSpot : Hand off <書きかけのメールなどがiPhoneとMac間で引き継げる、iPhoneにかかってきた電話をMacでとれる、MacからSMSが送信できる>、Instant HotSpot<Wifi環境がない場合、自身のiPhoneに簡単に接続できる>等)が使えないのだ。



さらに、最新のTimeMachineは802.11/acをサポートし1Gbpsを出すことができるのに、Mac側は802.11/nまでなので300Mbpsまでだ。

これから使い続けるにしても、これら2点については対応できるようアップグレードしたい。


まずはContinuityへの対応だが、仕様が複雑/未公開で理解がむずかしい。単にBluetooth LEのデバイスを採用すればいいということではない。iMac Late2009で、Bluetooth LEを使用可能にする一番簡単な方法は、ディベロッパーツールのbluetooth exploreを使い、ドングルのBlutoothデバイスをActivateしてあげることだ。




しかしこれだけでは、iBeaconは使えるようになるが、Continuityは使えない。さらにドングルでは、Magic Trackpadのマルチジェスチャにも対応できない場合があるようだ。

下のリンクのサイトを見ると、いかにもドングルで対応しているように見えるが、これはMacbookであってiMacではない。BluetoothでTrackPadを使うiMacは、仮にドングルを使う場合でも、チップセットなどを選ばなくてはいけないようだ。

❏「Tip」”Yosemite” 古いモデルのMacでも簡単にハンドオフ機能が使える。
http://suzulog.com/continuity-activation-tool-os-x-yosemite-handoff/

仮に、Bluetoothドングルが使えたとしても、Continuityに対応するためには、Broadcom社製のAirPortカードが必要になってくる。

この仕様は上のサイトにあるContinuity Activation Toolをつかって初めてわかった。iMac Late 2009の場合は、BroadcomのAirPortカードではないので、Wifiカードから入れ替えなくてはいけないことがわかった。もっとも、Apple純正でなくてもBroadcomのチップセットであればいいようだが、BluetoothドングルでのTrackPad未サポートの一件があるのでApple純正が無難だろう。




では、どうやってBroadcomのカードを導入するのか。ここからがハードルが非常に高い。

まず、AppleのAirportカード(PCIe)でIEEE802.11acとBlutooth4.0をサポートしているのはどうやらiMac 2013用のAirProt カードだけなようだ。ただしこのカードただのminiPCIeではなく、miniPCIe ハーフサイズという仕様なため、miniPCIeのiMac Late2009には刺さらない。

幸運なことに、拡張が容易なMac PROがこのminiPCIe仕様となっているため、このiMac 2013用用のAirPortカードの端子の変換アダプター付きの対応キットがいくつも発売されているのでこれを使えば取り付けることができるのだ。

ただ、このキットを買って単純に付ければいいというものではない。実は2009年辺りからAppleはminiPCIeの端子からUSBのデータポートD+とD-を省いてしまったようだ。

そのためAirPortのキットは、変換アダプターにUSBのデータ端子のポートがあるものを選ばなくてはいけない。

さらにこの端子にMacのUSBポートからデータ端子を引き込んであげなくてはならない。これは恐らく内蔵Bluetoothボードに向かっている端子から取り出せばいいのだが、Mac PROしか念頭にないキットなので、ケーブルが届くか、ポートに刺さるか、適切な端子と繋がるかを確認しなくてはならない。

そこで見つけたのが汎用のUSB外部コネクターに繋げるコードが付属したキットだ。これなら問題ない。

次に問題となるのがアンテナだ。まずBluetoothのボードは現在は独立しておりAirPirの取り付け位置までアンテナ線が届かない。

延長ケーブルを探していたら、やはりキット業者から発売されていた。

次の問題がWifiアンテナだ。IEEE802.11acを1Gbpsで運用する為には、3本のアンテナ線が必要だが、iMac Late2009には2本しか付いていない。どうにか一本追加しないといけない。

残念ながらMac ProにはWifiアンテナは3本あるようでキットには付属していない。ただケーブル長の長いBlutoothアンテナが付属する。アンテナをいろいろ見ているとWifiとBluetoothは兼用でうっているようなのでダメ元で繋いでみるのもアリかもしれない。

頭のなかではiMac Late 2009 のHandodf/Continuity対応は完了だ。

しかしどこ探しても対応した記事が何処にもない。それたけが懸念材料だが、これはもう買うしかないカモだ。

はてさて。

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