2015年1月17日土曜日

iMac分解の脇役たち

iMacのアップグレードのためにはIMAPの分解が不可欠だ。ここでその脇役たちを紹介しよう。

まずはトルクスt8ドライバーとネオジウム磁石だ。

写真のようにネオジウム磁石をドライバーにくっつけて作業する。これはマックの本体側にもガラスを固定するための磁石があり、ネジがそちらについてしまう、あるいは隙間にネジが落ちてしまわないための対策だ。

もちろんピンセットでネジを抑えて対応することも考えられるが、液晶パネルと本体の隙間は非常に狭く、次のようなピンセットを加工した工具では対応できなかった。もっと細い専用のピンセットが必要かもしれない。


次に、液晶パネル取り外し用の工具だ。

これはiFixitにもあるように針金を加工して自作しなくてはならない。このためカーテンレールの金具を作った際に購入したステンレス製の針金を使用した。

もう一つは光学ドライブに取り付けられているセンサーやマウンターの粘着テープ剥がしだ。

これは一般に専用のプラスチック工具が売られているようだが、100円ショップにあった竹とんぼの羽を加工して代替した。先を細く削る必要があるがこれで十分だ。

あとは液晶パネルを再度取り付けた際の表面の埃取りだ。当然ケイドライをつかうのだが、表面はプラスチックフィルムでありキムワイプを使ってはならない。ただ、ケイドライだけでは取り切れない。効率的に取り除くためには、ブロワーは不可欠だ。

もちろん、ほこりを取るときは、ダイソン掃除機で埃をすいながら作業する。なお、自分のiMacはアームに取り付けられているため、液晶パネルを下向きにして埃取りをすることができた。可能であればそのほうが効率的だ。

あと、最も活躍したのがこのマグライトだ。自転車用の強力なマグライトだ。液晶パネルを半分持ち上げて暗い中ケーブルを抜き差しするにはこのマグライトが不可欠であった。当然両手が塞がれるのでタオルで端を囲い口にくわえて作業することになる。



大体こんなものを揃えればiMacの分解組み立ては可能だ。


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