2015年1月18日日曜日

iMac Late2009 Fusion Drive化完了(もっと早くやればよかった)

iMac Late2009 2.25TBフュージョンドライブ化が完了しました。

結局、標準の1TBハードドライブを2TBハードドライブに入れ替え、光学ドライブを取り外し225GB SSDを入れるだけで完了だ。

なぜ今までしなかったかと言うとこのiMacのハードディスクは、アップル独自の仕様の特殊ドライブと言われていたからだ。しかし何の事は無いSeagateで温度センサーコネクターが4ピンのものを選び取りつければいいだけだった。

まずは、iFixit にある手順通りに液晶パネルを外し、HDDをはずし、そのままSeageteのHDDを1TBから2TBへ換装。もちろん温度センサーコネクタもHDDに取り付けます。

SSDの取り付けは、光学ドライブを置き換え2.5インチHDDを取り付けるベイを購入すればそのまま簡単に取り付けることができます。マウンターはこちら。

 

 ただアマゾンのレビューにあったように、ネジ位置が合わないため、直接プチプルテープをドライブの側面に3枚重ねで貼り、これを筐体に貼る形で取り付けることになります。
秋葉原のどこかのやつだとネジ合うんですかね?でも移動・確認コストが高すぎるので、Amazonで購入しました。

- 2015.2.12 追記
なんとお店からコメントが入り、iMacの場合12.7mm厚のタイプのものを購入しないといけないそうです。上のリンクは変更しておきました。もう加工してしまったので、とりあえず今のものはそのままにしてきますだ・・・


そして光学ドライブの温度センサーを適当なところにつけて終わり。



このあとリカバリモードにしてFusion Driveにするのですが、リカバリーモードにするのに手こずった。どうやらリカバリーモードにするにも起動ドライブが必要っぽい。

結局、元のMacの内蔵ドライブを外付けの筐体に入れてリカバリーモードにできました。しかし普通に元の環境のまま起動すればフルモードで起動できるので、そのまま普通に作業。外付けHDDの筐体は使えるやつです。よしよし。

− 2015.1.25追記 −
Fusion Drive化の際は、物理パーティションを切り起動ドライブを作るか、SD/USBメモリにYosemiteの起動ドライブを作り必要があるようです。

で、SSDをディスクユーティリティーで消去後、次の手順で簡単にフュージョンドライブ化が完了。ただしボリュームを作るときのボリューム名は""でくくってあげなくてはいけない。これは別のリポートで指摘があったので引っかからずに助かった。

❏ [Mac] 噂のFusion Driveを自分のSSD&外付けHDDを使って自家製で構築してみる。
http://tools4hack.santalab.me/howto-mac-homemade-fusion-drive.html

❏ iMacのHDD・SSD換装および疑似フュージョンドライブ化について②
http://valub.jp/valubnews/?p=128

Fusion Driveが出来れば、あとはCommand+Rを押しながら電源を入れ、アップルマークが出たらCommand+Rは離せばリカバリモードに入るので、右上のWifiアイコンからWifiにつなぎ、TimeMachineからリカバれば完了だ。

− 2015.1.25追記 −
Yosemiteの旧起動ドライブで立ち上げできない場合は、予めSD/USBメモリにYosemiteの起動ドライブで起動(optionキーを押したまま電源ON)、Fusion Drive完成後に一旦Fusion Drive上にYosemiteをインストール後、移行アシスタントでテータを書き込む必要があるようです。


全体を通じ、自分の場合たまたま買っていた外付けのハードディスクに入っていたドライブががiMacの内蔵ドライブと互換性があったのがラッキーだった。温度センサーは買わないで済み、元の内蔵ドライブを外付けドライブにして通常起動画面から簡単にフュージョンドライブ化が出来た。

ちなみに、iMac Late 2009 では、内蔵HDDのSSDへの換装をやっている人が多いが、4千円の変なソフトや7千円もする温度センサーを買う必要もないので、SSDは追加の形で光学ドライブの方に入れ、FusinDrive化する方がオススメですな。

− 2015.1.21追記 −
Fusion Drive化で、これまで3分かかっていたMacの起動が1分になりました。
しかし、さらに起動ドライブを指定すると・・・なんと40秒で起動。ちょっぱやですな。

− 2015.2.12 追記 -
Fusion Driveが完成したら、TRIMサポートを有効にしないといけません。みなさん有料版を購入していますが、Camereon SSD Optimizer http://chameleon.alessandroboschini.com が無料で便利です。ちなみにバージョンアップするとTRIMサポートは有効でなくなるみたいなので、再設定しましょう。というか10.10.3の評価版いれちゃったのでTRIM有効にできません・・・残念

 -> 2015.2.25 作者から連絡があり対応中とのこと。寄付しないとだな。

->2015.2.25 何とiMacの内臓ドライブを外すといくら外ずけのドライブを付けてもMac標準のDVDプレイヤーでは市販のDVDソフトが再生出来ないらしい....Appleは変なところで制約を作るよなぁ.....

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