1.前提条件
DAHON Route の後輪のギアは、ボスフリータイプでやや古い設計のものとなります。8速化または9速化にあたっては、ボスフリーで実装するか、カセット式のホイールを調達して実装するか、大きく選択肢が2つに分かれます。
2.対応の可能性
a)カセット式のホイル交換
カセットタイプにするには、一般には「デフォルトの後輪フレームエンド幅126mmを、カセットタイプのエンド幅130mmまで手で広げる」ということがやられているようです。
ただしやや古い情報かつロードの話なので参考になるかどうかですが、一部のシステムではスペーサの変更で行けるようです。
−−−引用−−−
・アルテグラ、105、ティアグラ
左側スペーサーの厚さが4.8mm。抜く事で125mm前後なら可能。勿論、ロックナット、スペーサー等々交換部品点数を増やせば何でもOK。時代的にチョイ前の126mmエンドのフレームなら、この方法で行ける。126mmフレームに130mmOLDハブを無理矢理入れるっていうのがスタンダード?だが、たかがロウ付けされたフレームに応力を掛けっぱなしで使うっていうのは、生理的に受け付けない。エンドを4mm開くっていうのは結構な力がフレームに掛かるのである。ならば、OLD寸法を4mm詰める方が自然である。
http://replica2st.cocolog-nifty.com/diet/2008/09/9-da92.html
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DAHON Routeでは・・カセットのホイールを調達しスペーサ変更された方がいましたね。左側ではなく右側スペーサですが。
http://blog.livedoor.jp/ramu3003/archives/51970357.html
うーん、この事実は知っていましたが、知識がこなれていないときのことだったので、まだピンときていなかったすね〜。
ボスフリーで始めずに、はじめからカセット化していれば、とも思いますが、まぁもうやってしまいましたし・・・(んん、もう一台あるが・・・)
この場合、入手が容易なBoardwalk用ホイールでも出来るかどうか、あとこの右をはずすということは、右に寄るということでもあり・・素直に受け取っていいかどうか迷うところ。うーん。
b)ボスフリーのまま8速化または9速化
では、現在のホイールのまま8速化、9速化可能か、ということです。ギアについては先日紹介した、「ギアステーション」にて購入可能です。
http://gearstation.sakura.ne.jp/GS2homepage/sprocket/sprocket.html
7速=>8速化で3.55mm、7速=>9速で4.65mmスプロケットの厚みが増えます(DNPがシマノ互換として)。
http://www.geocities.jp/jitensha_tanken/cassette.html
で、これにより右側にこれまで以上のスペーサが必要となります。確認したところ今でもワッシャを入れ込んでいるので、5mm程度のワッシャ挿入は不可欠となるでしょう。
ではその分左側のをつめるということになりますが・・余裕といえばロックナットを薄型化する、という程度。しかもそうするとホイールのセンターが5mm近く左によることになり、ブレーキの調整も必要となる、という具合。
3.ローギア化の結論
つまり、BordworkD7ホイールなど130mm幅のものを手に入れ、ホイールを4mm程右によせるか、いまのまま130mm以上にエンド幅を手で広げるか、ホイールを4〜5mm程左によせるか、のいずれか、ということになるでしょう。
では、どうするのか。
8速化または9速化は行わずにローギア化をやることが現状では好ましいということになります。
すなわち、リアディレイラーを32T対応のショートタイプのものに変更。たとえばSIMANO Deore LX RD-T661-SGS とする。9速リアディレイラーは、シフターが7速であれば7速用に使用可能なはずです。
ギアスプロケットは、ギアステーションから、DNP LY-1107HFNを調達。
以上によりローギア化終了。という感じでしょうか。
ただ、これを素のDAHON Routeにやろうとすると、7速シフター、122.5mm軸長68mmBBが追加で必要となります。
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