2018年5月4日金曜日

モバ造 鉄を切る(ディスクグラインダー)

皆さん今日は。最近は外圧がありすぎて何かと憂鬱なモバ造です。

最近はじまった隣の家の解体もすっかり終わり、空き地になってしまいました。
このあと造成工事が始まりますが、その土地との境界にある自分の家のフェンスがぼろぼろで、取り外しが途中になっていたので、完全に取り外しゴミとして廃棄することにしました。

ところがこのフェンス、ゴミ出しするには大きすぎるため、切断した上で廃棄することにしました。

(1)切断機器の選定
 まずあげられるのがレシプロソーですが、家具の解体のときに腕を痛めてしまったのでこれは却下です。ゴミの切断では2枚刃が逆方向に回転するデュアルカッターがよく宣伝されていますが、解体以外の用途では使えそうにないのでこちらも却下です。
 あとはマルチツールという手もあったのですが、切断の効率もあり、今回はディスクグラインダーを選択することにしました。

(2)ディスクグラインダーのタイプ
屋外なのでディスクグラインダーもバッテリータイプがいいかな、と思いましたが、使う頻度もそう多くなく、コストパフォーマンスを優先して、マキタ 9533BLA(100mm径 高トルク、モータブレーキ付き)を調達しました。

コード付きならもっと安いのもありますが、ブレーキ付きというのが決めてで、回転を止めた時にすぐに止まります。いつまでも回っていられると止まるまで待たねばならず、危険でもあるので必須かと思います。



(3)切断砥石・オプション

ディスクグラインダーで鉄を切る上で、ちょっと注意が必要です。ディスクグラインダーでの切断は今では常識のようになっていますが、これ、本来のディスクグラインダーの用途ではないため、オプション品が必要なんです。




まず、切断砥石です。10枚で1000円くらいです。タイプとしては面強化タイプと強化なしタイプがあるようですが、今回はBoschの両面強化タイプというのを選びました。

次に、切断砥石カバーです。これ標準ではついてこないのは、そもそもメーカが前提としていなかったためです。ところが、切断砥石での利用がふえてきたものの、切断砥石が破損する等の事故も多く、切断砥石の利用を許可してもらうために、両側を覆うタイプのカバーを開発した、というのが背景にあるようです。砥石が破損すると怖いので、必ず購入して取り付けた方がいいです(結構な値段がしますが)。



次にハンドルです。これも標準ではないですが、キックバックがありますのでこれもつけたほうがいいです。実際作業時になんどかキックバックがあり、両手で持っていて助かりました。これだけ安いなら標準でつけてくれたらいいんですけどね・・


(4)フェンスの切断

フェンスは、強度を保つためコの字のチャンネル材になっています。一方で切断のときは、このチャンネル形状を壊してしまえば簡単に取り扱えます。

具体的には、下の写真のようにチャンネル形状を壊して板構造だけにしてしまえば、折り曲げができます。裏まで切るか、折り曲げを繰り返し、金属疲労で切断してしまえば切り離しができますが、折りたたむだけで小さくなるのでその方がよさそうです。



実際の切断模様はこちら。シャツが出ているのは気にしないでくださいw
(デブだとか動きがのろいとか、じいさんみたいとかは言わないでください・・)

PS.余りにもみっともないので編集しました・・・



フェンスを折り曲げるとこのとおり。これでゴミ出しができるようになりました。
めでたし、めでたし。

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