2021年9月29日水曜日

Anet ET4 PRO 用marlon2.0のコンパイル

 前々回の記事で、Anet ET4 PRO用のファームについて、メーカが出しているものは怪しいため、GitHub上のコードを直接コンパイルしたほうがいいとしましたが、

GitHub Marlin2.0コード(Anet用)

https://github.com/davidtgbe/Marlin

そのコンパイル方法が今ひとつわからないというか、取っ付き方が今ひとつ要領を得ない感じでした。

しかしGitHubを見ていると、親切にドキュメント化されていることがわかりました。

英語では斜め読みがむずかしいので、Google Chromeで翻訳したほうがいいかもしれません。

要約すると、

 ・EEPROMの内容は、あらかじめバックアップをとっておいたほうがいい

 ・フラッシュの方法には、ブートローダを入れる方法とそうでない方法があり、ブートローダを入れないと毎回フラッシャーでファームを更新する必要がある

 ・ソースコード中にあるEasyConfig.hファイルをつかうと構成が便利

とあり、おおかた構成方法がわかりました(原則機種指定のみ。BL-Touchへ変更する場合もEasyConfig.hで構成可能)

  ・EasyConfig.hの#define ET_MODEL で機種を指定する

 (自分は、ET_MODEL_ET4_PROですね)

  ・configuration.hの#define ET_EASY_CONFIG 行のコメントアウトを外す

くらいです。


あとはどうやってコンパイルするかです。しかもMacだし。

というこでぐぐってみると非常に親切な動画がYouTubeにありました。


ちょっとバージョンが古く画面が少しづつ違う感じはありますが、だいたいわかります。

・コンパイルツールは、MSの「Visual Studio Code」のMac版を使う。
 このページですね(https://code.visualstudio.com/download

・アプリケーションフォルダにVisual Studio Code(現行版は2)を入れて起動する

・ExtentionタブからPlatformIO IDEをインストールする
・再起動してExtention タブからAuto Build Marlinをインストールする

・OpenFolderタブからフmarlin2のフォルダ(platformio.iniが入っているフォルダ)を指定する
・Auto build marlinタブをクリックし「show the ABM」 panelをクリック
・buldボタンをクリック
・成功したら、built〜とかかれている箇所をクリックするとコンパイル結果(ファーム用ファイル)が表示される。

ただ、カスタムマシン名を構成しましたが、PIO HOMEで表示されるのはET4という初期設定の名前だけ。はたしてこれでいいのだろうか。

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