2018年9月28日金曜日

モバ造 コンクリートを破砕する

我が家の隣で住宅地の造成が始まりました。

造成地との境界問題は、計測後に微調整がほぼ終わり決着がついたのですが、境界に設置しているブロックが40年以上経過しており、置き換えが必要な状況になっています。



造成地側は、新しい塀を作るようですので、こちらであえて塀をつくる必要もなさそうですので、この境界のブロックは一部を除き取り去りたいと考えています。

そのためには、このブロックをどうにか壊さなくてはならず、壊す方法を考えなくてはなりません。

駐車場になっている部分ではカーポートの柱と一体化しているため、強度確保や作業のしずらさから一部のブロックは残さざるを得ず、全てを壊すわけにはいきません。そのため、このブロックをカットした上で壊す必要があり、こんなものを購入しました。



ダイヤモンドカッターとカップサンダーです。

ちょっと深さが足りないとは思いますが、とりあえずグラインダーでブロックをカットし、境界部が不要に壊れるのを抑えたいと思います。しかしブロックの反対側はすでに隣のブロックが敷設されてしまっているので、汚く壊れるそうですので、カップサンダーで形を整える計画です。

ちなみにコンクリートをグラインダーでカットする際には、とてつもない粉塵が出るようで、自分の目と肺を保護するだけでなく、周囲にも気を使う必要があるようです。

周囲への粉塵の飛散を防ぐには集塵装置が必要なのですが、ちょっとした作業で必要か迷いましたが、とりあえず購入しました(一個5千円近くします・・・)。



あとは本体をどう壊すかですが、どうやらコンクリートの破砕には「振動」が不可欠なようです。一応振動ドリルは持っているので使えるはず、と思っていましたが、どうやら最近のものは、シャンク(ビットの棒の形)がストレートではなく、SDS PlusやSDS Maxという形状がスタンダードになってきているようです。

どうにかストレートで済まそうとも思いましたが、最終的に別の箇所で塀の柱を立てたり、置き換えたりする必要が出そうですので、ブロックにコアビットで穴をあける必要が出てきそうです。

コアビットもストレートできそうでしたが、ビットの入手性やドリルのトルクなども考えると、SDS Plusビットのドリルを購入したほうがよさそうです。中古も考えましたが、中古のドリルは汚く、大きすぎる気がするので、購入することにしました。

購入時に気をつけなくてはならないのは、「振動+回転」(つまりコンクリートに穴をあける)だけなのか「振動のみ」(つまりコンクリートを破砕する)の機能もあるのか、という点です。今回はコンクリートを壊すため、「振動のみ」機能を持つ、一番安そうなものを購入しました。








あとはSDS Plusビットですが、とりあえず一通りそろう安いセットが売っていたので購入してみました。



到着してみると、とても大きいもので、よくこんなものが2千円ちょっとで売れるな、と関心しました。


あとは、穴にはめ込んで穴を広げてコンクリートや石に切れ目をいれるため「セリ矢」を購入しました。


最低の径の16mmのものを購入。ちなみにこのセリ矢は3つの部品がバラバラになるようです。しまっておくには、モビロンバンドで一つにまとめておく必要がありそうです。

早速ドリルのテストです。まずはコンクリートがあるため水が溜まってしまう目立たない部分でテストしてみました。

まずは穴あけです。木工や金属用の穴あけとことなり、削っていくという感じですが、確実に穴が開いていきます。


次にセリ矢を入れていきました。ところが大失敗で開けた穴は18mm。このセリ矢は16mm用なのですっぽり入ってしまい、危うく抜けなくなりそうでした。このテストは別の日に。


次にチゼルです。これが意外と捗ります。ドリルの穴あけはそれなりに時間が必要でしたが、チゼルでの破壊は一瞬で終わりました。
コンクリの破砕はこれが主役になりそうな予感です。

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