2017年6月24日土曜日

ベッドサイドテーブルを自作する

母用に購入したベットサイドテーブルが老健に持ち込めなかったため、自分で使っていたのですが、特別養護老人ホームに転居したため持ち込みました。当初構想通り大画面テレビが観れる上、小物の物置になり色々と便利に使っていますが、今度は自分のPCの置き場所がなくなってしまいました。



そこでベットサイドテーブルを自作することにしました。

天板と2x4の角材は購入済みでしたので、低床にするためのフォスナービットとキャスターを調達しました(キャスターは最小回転半径をを下げるため、最終的に双輪タイプに変更しました)。このフォスナービットは70mmと巨大で一般に売っていないですがAmazonで購入できました。


まずはキャスターを付ける足から作成します。コンパスが写っていますが、大雑把にバンドソーでカットし、残りはベルトサンダーで綺麗にしますので、基本的に紐と鉛筆だけで十分でした。


次にできるだけ低床にするためにキャスター取り付け位置をフォスナービットで削ります。


ところが一箇所だけ削ることができません。初め何故かわからなかったのですが、節が硬すぎてフォスナービットの刃が食い込まなかったようです。


そこでドリルにエンドミルを取り付け、節を破壊して掘り進めました。


そしてキャスターを取り付け、足は完成です。


組み木で足同士を連結し、ベット下を通して観ましたが無事通過することができました。


デザインのため連結部の端にアールをつけてみました。いやぁデザインは重要ですねぇ。


で、これに柱を取り付けます。2x4を2本木工用ボンドで貼り付けています。





初めは以前作成したボール盤ホゾ穴開けで穴を開けようとしましたが、物欲に負けてジグソーを買ってしまったので、ジグソーで穴あけして観ました。
 

柱を取り付け位置に直立させ罫書きます。
 

ドリルで垂直に穴をあけ、そこからジグソーの刃を通し、切っていきます。ちなみに工具はかなり標準化が進んでいると思っていましたが、BOSCHのジグソー刃は特殊なためホムセンで買った刃は取り付けできませんでした。


柱の方は下穴をあけ鬼目ナットを取り付けます。鬼目ナットの位置は一旦組み付けてボルト径のドリルで掘り進めて、現物で位置を決めた方が良さげです。


2x4が柔らかすぎてボルトが沈み込んでしまいました。金属の板かなんか貼るといいんでしょうか。隙間があったので楔を打ち込んで起きました、


取り付け後です。垂直を計りながらボルトをさらに締め付けます。しかしホゾのカットが正確でなくややぐらつく感じでした。柱の根元にも楔を打った方がいいかもしれません。


次に天板です。天板はアールをつけてデザインしています。取り付け部は中央が当たらないように先細りで作成して観ました。写真は取り付け部の垂直が出ないので柱を挟んでいます。


最後に柱を取り付けて完成です。解放部には2x4を追加し、四方から固定するようにしました。ここはかなり頑丈に出来ました。


あとは表面をサンディングし、塗装するだけです。しかし物欲に負けて購入したサンダーを会社に忘れてきてしまい、そこはお預けです。


自宅でのお仕事にぴったりです。


ちなみに重量級のマックを取り付けてみるとかなり揺れます。キーボードを打つだけで揺れてしまいますので、根元を強化してみました。これでかなり揺れが収まりました。高さ調整機構は省きましたが、なかなか良さげです。


ちなみにガス式の上下できるタイプのベットサイドテーブルが2万5千円。こいつは材料費で2千5百円なので大体1/10の値段で出来ます。

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