2015年2月10日火曜日

iMac Late 2009 でIEEE802.11ac 1Gbps達成

iMac Late 2009 のAirPortカードをIEEE801.11acに対応したMacbook Pro用と差し替えても、iMac Late 2009は無線LANアンテナが2本しかなく、このままでは600Mbpsしか出ません。

IEEE801.11acの規格を活かすには3本のアンテナが必要となります。

ということで、eBayでiMac Late 2009の無線LANアンテナを調達しました。

ただ標準ではiMacの上方の隙間は既存のBluetoothアンテナと無線LANアンテナで全て埋めてしまっているので、どこか別のところにつける必要があります。ところが標準のアンテナではケーブルが短いため、miniPCIeの変換コネクタを買ったところで、Bluetooth用とありますが延長ケーブルを2本買いました。Bluetoothアンテナと3本目のアンテナを取り付けるためです。

ところが、こいつが切れやすい。ほんとやめてほしい。2本とも作業中にきれやがんの。

そのため、アンテナの取り付けの配置を工夫するしかありません。

まずbluetoothアンテナをとりはずし、無線LANアンテナを取り付けます。しかし標準の取り付け方ではアンテナ線がとどかない。そこで前後・左右逆に取り付けます。


左側のアンテナですね。するとアンテナ線がとどきました。ここで注意ですが、逆にとりつけた場合、ケーブルが全面にでてきてしまい、前面ガラスの取り付け部分をじゃましてしまいます。ケーブルは固い金属にとりつけられているのですが、下方奥にぐいっと押し込み、出っ張りをなくします。これでなんとかつきました。

次に上の写真ではCPUフィンにつけている青いケーブルのBluetoothアンテナです。この位置だとやはり心もとない。というか金属筐体の内側なのであまり電波強度は期待できません。

そこで、3本目の無線LANアンテナが出ている背面のアップルマークの側、HDDの上方に取り付けることにしました。


こんな感じ。

で、ディスプレイをもとにもどしてMacの電源を入れると、まずBluetoothは問題なく動作し、キーボード、Magic Trackpadとも難なくうごきました。

そして無線LANは・・・じゃかじゃん。

みごと1Gbps達成です。実行速度測りたかったんですが、測り方がよくわからなかった。

ということで、一連のiMac Late2009アップグレードはこれにて完成! パチパチパチ。


しかし、iMacも分解になれてくると凡ミスもします。今回の分解するときに電源コード抜くのを忘れていました。しかも、Macはスリープ状態。そのままで液晶のケーブル抜いて、Bluetoothのケーブル抜いたところで、なんかファンがいきなり高回転でまわりはじめました。

やばいっ、とおもって電源引っこ抜き、組み立てて、電源投入しうごいたときにはほっとしましたよ。慣れは怖い。

あと、延長ケーブルが壊れたので、iMac Late 2009以外の無線LANアンテナも購入したのですが、取り付けの工夫で逃れられたので、無駄になってしまいました。

今回のアップグレードで無駄になったもの

・どこ製かわからない無印無線LANアンテナ
・Bluetoothアンテナ延長ケーブル2本
・DVD/CDドライブ
・Bluetoothドングル

まぁ、未知の世界だから試行錯誤はいたしかたない。
あとに続く人は上のものは買わないでね。

これにて完了。

=>と思ったらまだつづきが。

Fusion Drive化したあとは、3rdベンダSSDのTrimサポートを有効にする必要があります。皆さん有償のツールをつかわれているようですが、無性のChameleon SSD Optimizerというのがあります。
http://chameleon.alessandroboschini.com

10.10.2もサポートしており、これで当初TRIMサポートを有効にできていたのですが・・・なんとDeveloperの先行利用のパッチを当てていたらかってに10.10.3をダウンロード。うかつにもバージョンアップしてしまうと・・・TRIMサポートが切れてしまいました・・・

そのうちサポートしてくれるか・・・Doneteしてお頼みするか・・・ということでFusion Drive化した人は、TrimツールがサポートするのをまってOSXをアップデートしましょうね・・・

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